瀬戸内 弓削島、生口島

今更ながら。半年前以上前にしまなみ海道を家族で旅行した際の記録を残しておきたい。
コロナ禍ではあったが、愛媛では新たな感染者が生じないなど落ち着いていた2021年11月。それでも子供も小さいので遠出はやめて、瀬戸内の島を訪れることにした。

 

しまなみ海道は時折利用するものの、なかなか訪れていなかった場所を訪問することに。弓削島、生口島向島など。

弓削島には家老渡港からフェリーを利用

上弓削の路地

Kitchen 313 Kamiyuge


弓削島では、撮影など公私にわたりお世話になっている宮畑周平さんの、Kitchen 313 Kamiyugeを訪問。お店は築100年の蔵を丁寧に改装したもので、コーヒーやジュースをいただき、上弓削の路地や海沿い、高浜八幡神社などを案内していただいた。

 

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瀬戸田の商店街

yubune

Soil

生口島では、瀬戸田のしおまち商店街にある、銭湯付き宿泊施設「yubune」に宿泊。
yubuneの向かい側のAzumi Setodaは旧堀内邸を改修したもの。ともに、アマンを世界に展開させたホテリエ エイドリアン・ゼッカが手掛けている。設計は、京都の三浦史朗氏(六角屋)。2021年3月竣工。

夕食付のプランにしたところ、食事は近くのMinatoyaでいただくことに。施設内で完結するのではなく、街を利用した感じは良かった。このレストランのある建物SOIL SETODAも宿泊を伴う(設計:稲富堀内建築事務所、2021年4月オープン)。Azumi Setodaなどを含め、このしおまち商店街は近年動いている感じがする。

商店街には、老舗もあるし、Azumi Setodaのように新たな資本も入っていたり、若い人のお店もある。国宝のある寺もあり、商店街をつきぬければ海。歴史を重ねてきた多様性が感じられて魅力的だった。これからも注目したい。

Azumi Setodaは商店街への資本の入り方としてはややスケールアウトしている感じもするが(もう少し室数などを絞った形でも良いように思う)、宿泊したらまた印象も異なったかもしれない。

ただいずれにせよ、NY Timesの"52Places to Go in 2019"において“Setouchi Islands”が7位に選ばれたように「瀬戸内」の島や海が国際的に注目を集めていることは間違いない。

 

soilis.co

yubune.co