前回までの記事はこちら。
スペイン旅行記① 準備編
スペイン旅行記② アルハンブラ宮殿 -グラナダ
スペイン旅行記③ 飛ばない、飛行機 -バルセロナ(1)
スペイン旅行記④ ガウディ建築巡礼とカタルーニャ音楽堂 -バルセロナ(2)
スペイン旅行記⑤ ミシュラン3つ星「ABaC」でランチ -バルセロナ(3)
スペイン旅行記⑥ サン・セバスティアン -バスク(1)
スペイン旅行記⑦ ビルバオ・グッゲンハイム美術館とビルバオの街 -バスク(2)
バスクは雨が多いそうだ。グラナダやバルセロナの快晴とはうって変わって、サン・セバスティアンもビルバオもぐずついた空模様だった。
それでも、ビルバオは印象に残る街になった。私は、訪れた街に対して「住める」かどうかを評価するようなところがある。評価というと語弊があるし、それだけが軸であるわけではないが、滞在していると時にふと「住んでみたい」と思わせる街があり、ビルバオはそのひとつだった(これは妻とも意見が一致した)。
それがどのあたりに起因するかといえば、まず、都市的であって、街の規模がちょうどよいところだろうか(東京やニューヨークは巨大すぎる)。そして、観光地化しすぎておらず適度に生活感があるところも良い。至る所に広場や公園があることや、旧市街など歴史を感じさせるところもポイントだ。さらに、美術館などの新たなものが古いものとぶつかりながらも調和しているところも挙げられるだろう。
そういう街の「地」がある上で、ビルバオは買い物やバルめぐりが楽しかった。バルの客層も観光客だけではなく地元の利用も多いように見受けられ、その日常に根差した雰囲気も良かった。
ビルバオで訪れたバルやお店を記録して紹介したい。
ラビーニャデルエンサンチェ。中心市街地にある有名店。ホセリートの生ハムを使用。美味。
エル・グロボ。ラ ビーニャの近くにありこちらも人気。
スパイス、コーヒー豆、ハーブティーなど全て計り売りで買うことができるお店。ついいろいろ買ってしまった。
ヌエバ広場のバル
夜は旧市街に向かい、バル巡りを楽しんだ。地下鉄を降りるとヌエバ広場はすぐそこ。
ヌエバ広場を建物と廻廊が取り囲み、廻廊にバルが並ぶ。雨を気にせず楽しむことができる。
グレトキ。人気店の模様。インテリアの感じも良かった。焼き鳥風のピンチョスも。
ラ オッラ。ここも人気店のようでおいしかった。
ワインバル、ザハラ。
カフェビルバオ。老舗店の模様。
ピンチョスをいろいろつまみながら飲む。ハシゴして、それぞれのお店の味や個性を楽しむ。どの店もおいしくて、活気にあふれていた。
スペイン最後の夜も楽しいひと時を過ごすことができた。